「ワーホリで語学学校に行く意味って本当にあるの?」
「語学学校って費用が高いし、正直どうしようか迷ってる…」
「英語に自信がないけど、行ったほうがいいのかな?」こんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?実際にオーストラリアの語学学校に留学していた私が、この質問にお答えします!
まず、結論から言いますと――
『英語力に自信がある人も、そうでない人も、最低1~2ヶ月は現地の語学学校に通うべきです』
- 英会話の基礎を身につけられる。
- 安い物件(シェアハウス)を簡単に見つけられる。
- 英語力に自信がなくても仕事を見つけられる
以上の3つの点から解説をしていきます。
理由①英会話の基礎を身につけられる。
語学学校は、ワーホリの限られた滞在期間中に英語力を大きく伸ばすための、非常に効果的な場所です。日常会話の場面だけではカバーできない、文法や正しい発音、自然な表現方法なども徹底的に学べるため、より確実に言語力を磨けます。
私自身、日本で大学受験やTOEICなどを通して、英語の基礎はしっかり身につけていたつもりでした。そのため、オーストラリアに行く前は「英語ならある程度は話せる!」と自信に満ちていたんです。しかし、現地に到着してネイティブスピーカーを前にした瞬間、驚くほど言葉が出てきませんでした。頭の中では言いたいことが浮かんでいるのに、口からは何も出てこないという焦燥感に包まれました。
この経験から気づいたのは、英語の「勉強」をしてきただけでは、実際に使いこなすことが難しいということです。日本で過ごしていると、どうしても英語を話す環境に慣れておらず、いざというときにスムーズに言葉が出ないのは自然なことです。
そのため、語学学校に通うことで、英語での生活に徐々に慣れるための準備期間を確保するのは非常に重要だと感じました。特に、1~2ヶ月という短い期間でも、集中的に英語を学び、実践することは、その後のワーホリ生活や将来的なキャリアにおいて大きなプラスになるはずです。学校では、英会話の基礎から日常生活で役立つフレーズまで、さまざまな場面に対応できるスキルを身につけることができます。これにより、ネイティブスピーカーとの会話にも徐々に自信を持てるようになるのです。
理由② 安い物件(シェアハウス)を簡単に見つけられる。
正直言って、この理由だけでも語学学校に通う価値があると思います。現在、オーストラリアでは住宅市場が非常に高騰しており、普通の住宅はもちろん、ワーホリの人々が主に利用するシェアハウスも軒並み値上がりしています。多くの人は「jams tv」や「Facebook」などのプラットフォームを利用して住まいを探しますが、そこで見つかる物件は適正価格か、あるいはそれ以上の家賃設定がされていることが多いです。
一方で、語学学校や職場での留学生コミュニティでは、比較的安くて好条件の物件が紹介で受け継がれていくケースが多くあります。物件探しにおいては、こうした人脈が非常に大きなアドバンテージとなるのです。特に、ワーホリのような限られた期間で生活する場合、住まいのコストを抑えることは非常に重要です。
私自身もこのような経験をしました。語学学校で知り合った友人の紹介を通じて、シドニーのシティー近くにあるオウンルームを週160ドルという、相場のほぼ半額で見つけることができました。このような物件は、インターネットではなかなか見つからないものですし、友人やクラスメイトからの紹介がなければ絶対に見逃していたでしょう。
語学学校に通うことで、同じように住まいを探している人たちとのネットワークを築くことができ、その結果、通常よりも安価で条件の良い住まいを見つけるチャンスが広がります。これは、経済的な負担を軽減し、安心して滞在を続けるための非常に大きなメリットです。
理由③英語力に自信がなくても仕事を見つけられる
現在、オーストラリアには世界中から多くの人々が仕事を求めて入国しており、仕事探しは正直なところ非常に競争が激しい状況です。特に、英語力に自信がない場合、そのハードルはさらに高く感じられるでしょう。実際に、英語力に不安を抱えている人の中には、「レジュメ」(履歴書)を持って、現地のお店やカフェに100件以上配り歩いたにもかかわらず、仕事を見つけられずに帰国を余儀なくされた人もいます。
しかし、語学学校に通っていると、こうした厳しい現実を少し和らげるチャンスがあります。それは、理由②と同じ、友人やクラスメイトを通じた「人脈」です。例えば、語学学校で出会った友人が帰国したり、別の仕事に転職したりする際、その人が働いていたポジションを譲ってもらえるということがよくあります。これは、求人サイトや飛び込み営業だけでは得られない大きなアドバンテージです。
私自身も、語学学校に通う中で、こうした友人たちとのつながりから貴重な情報を得ることができました。語学学校で築いた人脈は、単なる友達以上に、ワーホリ生活をスムーズに進めるための重要なリソースとなります。こうしたコミュニティの中で仕事に関する情報が飛び交うため、他の手段で仕事を探すよりも、英語力がまだ不十分でも、比較的簡単に仕事を見つけることができるのです。
語学学校を通じて得られる人間関係は、仕事探しの成功のカギになることが多く、特にオーストラリアのような国際的な環境では、このネットワークが非常に重要です。英語力に自信がなくても、信頼できる仲間とのつながりがあれば、現地での仕事を確保する可能性が広がります。
まとめ
ワーキングホリデー中に語学学校に通うことは、英語力を伸ばすだけでなく、人脈作りや住まい・仕事探しなど、生活全般に大きなメリットをもたらします。もちろん、語学学校は費用がかかりますが、その投資はワーホリ生活全体の質を上げる大きな価値があります。
- 英会話の基礎を身につける:短期間でも効率的に英語力を伸ばせる環境が整っている。
- 安い物件を見つけるチャンス:学校で出会う友人やクラスメイトとのネットワークが役立つ。
- 仕事を見つけやすくなる:英語力に自信がなくても、人脈を通じて仕事のチャンスが広がる。
ワーホリを充実させるためには、語学学校をうまく活用することがポイントです。1~2ヶ月という短期間であっても、語学学校での経験は、現地生活での大きなアドバンテージになるでしょう。
迷っている方は、ぜひ語学学校での経験を通じて、英語力だけでなく、現地での新しい世界を広げてみてください!
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